ももいくナビでは、実際の保育現場で使える月案の記入例を年齢別×月別にご紹介しています。
本記事では、0歳児3月月案の記入例をご紹介します。
子どもの姿
- 友だちとの関わりが増えるが、主張が出てぶつかる時もある。
- 保育者に援助されながら身の周りのことを意欲的に行う。
- 発語の意欲が増し、単語になってきている子もいる。
- 散歩時の道路の歩行に慣れてきた。突然、保育者の手を離すこともなく、落ち着いて歩くことができている。
ねらい
- 自我が芽生える時期なので、個々の欲求を満たしながら気持ちの安定を図る。
- 身振りや片言の言葉、仕草など自分なりの手段で思いを伝える。
- 進級に向けて、1歳児の保育室で過ごす機会を設け、順調な移行を目指していく。
月間予定
- ひなまつり
- 避難訓練
- 身体測定
- 食育
- 体操あそび
- おわかれ会
養護
- かんしゃく、自己主張等が出てくるので、気持ちを受け止めながら個々に合わせた対応をしていく。
教育
- 保育者が仲立ちとなり、友達との関わり方を伝えながら、簡単な言葉のやり取りを楽しむ。
- 衣服の着脱を1人でしてみようとする。
環境構成
- 他児とのトラブルに注意しながら十分関わりを持てるよう配慮していく。
- 着席し机の上で遊ぶ遊びを充実させ、じっくり遊べるようにしていく。
- 動きが活発になるので、怪我や転倒に十分注意しながら、探索意欲が満たされるようにしていく。
家庭との連携
- 1年間の成長を共に感じ、喜びを伝え合う。
- 進級や転園についての不安や質問に応えながら、安心して次年度が迎えられるようにしていく。
- イヤイヤ期を保護者と一緒に受け止め、安定した生活を送れるようにする。
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