- ももいくトップ
- 文例集
- 週案
- 3歳児
- 2月
【3歳児】2月の週案の書き方や記入例
子どもの姿
- 着替えや給食の際は、遊びながら行うため時間がかかることが多い。時計を見ながら「〇までだよ」と時間を決めることで、時間を意識して取り組むことが出来るよう働きかけていく。また、メリハリをつけて生活することが出来るよう働きかけていく。
- 約束やルールのある遊びでは、保育者が一緒にいないとトラブルになることも多い。約束や決まりに慣れ、子ども同士で守りながら遊ぶことができるよう繰り返し一緒に遊ぶようにしていく。
- 体操教室では、保育者や講師に教えてもらいながら順番を守る様子が見られた。意図的に順番を抜かそうとすることは無かったが、順番が分からず抜かしてしまいそうになることはあった為、前の子と後ろの子を覚えて取り組むことが出来るよう働きかけていく。
- 友達と一緒に遊びたいが自分から誘うことができず、手を出してしまう様子が見られた。その子の気持ちを汲み取り友達に代弁したり、受け止めていった。手を出されてしまっていた為その友達は「いやだ」と言い一緒に遊ぼうとしなかった。誘うことができなかった子にも、遊びを断った子にも気持ちを聞き、トラブルが起こる前に一緒に遊ぶことができるよう働きかけていく。
ねらい
- 手洗いやうがい、着脱や排泄の手順や意味を理解し、見通しをもって自分から行おうとする。
- 自分の気持ちを、相手に伝わるように話そうとする。
- 身の回りの色や量、形に興味を持ち、同じもの同士で分けてみようとする。
- ごっこ遊びを通して「わたし」などの一人称を適切な場面で使う。
- 節分の由来を知る。
- 物や場所の安全な使い方が分かり、自分から気を付けて遊ぼうとする。
- 鼻水が出たら、自分で鼻をかもうとする。
- 保育者や友達と簡単なルールのある遊びをし楽しさを味わう。
- 身の回りのことを自分からやろうとする。
- 寒い中でも元気に身体を動かして遊ぶ。
- 折り紙やトランプなどの遊びをし、色や形に興味を持つ。
月間行事
養護
- 場面ごとに身だしなみを意識して整えようとする。
- 困ったことややってほしいことを言葉で相手に伝えようとする。
- 生活リズムを整えながら生活をする。
- 気温に合わせ衣服を調節して心地良く過ごす。
- 手洗い消毒を丁寧に行い、感染症予防に努める。
- 自分の気持ちを言葉で表現し、相手の気持ちにも気付く。
- ロッカーやリュックの中など整理整頓をし心地良く生活する。
教育
- 保育者の話を最後まで聞き、理解して行動しようとする。
- 塗り絵や壁面、絵本等を通して節分について興味関心を持つ。
- 身の回りの物や共有物を大切に扱う。
- 相手に伝えたいことを言葉にして伝える。
- 先の活動に見通しを持って行動しようとする。
- 場面ごとに身だしなみを整えることを意識する。
- 自分が思ったことや伝えたいことを言葉で伝える。
環境構成
- 生活の見通しができるよう、事前に時計で見合わせながら知らせる。
- 豆まきをする際、混雑を避ける為にクラス順で順番に行えるようにしていく。
- お絵描きをする際、机に大きな紙を貼り付け、友達同士の間隔を空け、楽しめるように配置する。
- 廃材で遊ぶことができるように、事前に準備しておく。
- 事前に制作の準備をするが、当日の子どもの要望にも応えられるように様々な準備をしておく。
- 子どもが主体的に遊べるよう、玩具棚の中に配置しておき、好きなタイミングで手に取れるようにする。
- 事前に安全な遊び方、正しい使い方を知らせたり準備する。
- 時間を意識することが出来るよう、手動の時計を部屋に置いておく。
- 椅子取りゲームでは、安全に遊ぶ事が出来るよう側で見守るようにする。また、使わない椅子は部屋の端に寄せて置く。
家庭との連携
- 進級に向けて、子どもたちにトイレ後や着替え後にシャツをズボンの中に入れたり、ズボンをしっかり上まであげて履いたりと場面ごとに身だしなみを整えることを意識できるように声を掛けている。家庭でも、家を出る際に身だしなみを一緒に確認してもらうこと、上履きやリュックは園の玄関で身につけてから2階にあがってきてもらうこと(スムーズに朝の挨拶を行うためにも)をお願いしていく。
- 家庭での体調や園での体調を伝え合い、お互いに適切な対応ができるようにしていく。
- 身支度、身の回りの整理整頓で心掛けていることをお知らせ配信などで共有していき、園と家庭で足並みを揃えてできるようにしていく。
- 少しの体調や機嫌の変化でも丁寧に共有し、安心して過ごせるようにしていく。
- 寒さで手洗いが疎かになってしまっている子もいるため、園と家庭で手洗いの大切さを子どもたちに伝えていく。
- 面談で話すことのできなかった内容をお迎え時や書面にて伝え合い、子どもにとって最善の方法を一緒に考えていけるようにする。