ももいくナビでは、実際の保育現場で使える月案の記入例を年齢別×月別にご紹介しています。
本記事では、1歳児7月月案の記入例をご紹介します。
子どもの姿
- 水遊びでは初めてのことに始めは不安そうな姿もあるが、すぐに慣れて思い思い水に触れ楽しむ姿がある。
- 身振りや自分なりの言葉で保育者に気持ちを伝えようとする姿がある。
- 初めは不安な表情を浮かべていた水遊びも徐々に進んで参加するようになる。
- 保育者の援助を受けながらマークを探して準備や片付けを行う。
ねらい
- 身の回りのことを手伝ってもらいながら、小さな成功体験を通してより意欲的に取り組む。
- 水遊びを通して実際に水に触れて遊ぶことを楽しむ。
- 水の感触に慣れ、保育者や他児と関わりながら水遊びを楽しむ。
- 登園後や散歩の準備、食事の片付けなどに意欲的に取り組む。
月間予定
- 身体測定
- 水遊び
- 避難訓練
- 身体測定
- 避難訓練
- お誕生会
- 体操教室
- 七夕集会
- 水あそび
- 個人面談
養護
- 信頼できる保育者に気持ちに寄り添ってもらい、共感してもらいながら、安心感を持ち生活する。
- 水遊びでは不安がる子は声掛けをしながら寄り添うことで少しずつ水に慣れるようにする。
- 自分のマークを覚え始めてきたらなるべく声掛けで援助を行い、「できた」達成感が味わえるように褒めていく。
教育
- 保育士と一緒に着脱する中で、おのおのできることが増えていく。
- 一日生活していく中で簡単な言葉や指差しで気持ちを伝えようとする。
- 保育者の援助を受けながらエプロンとお手拭きを別々に片付ける。
環境構成
- 個々の発達に合った玩具を種類豊富に用意していき、夢中になって楽しめる環境を作る。
- 水遊びバック用の箱は高すぎない物を用意し、自分でも取り出せるようにする。
- 水遊びで使用する玩具は十分用意し、飽きないよう工夫する。
- お手拭き用のカゴはロッカーの近くに置き、片付けしやすいようにする。
家庭との連携
- 楽しんで取り組んでいることやできたことなどをその都度情報を共有していき、園と家庭で差異のない働きかけに配慮する。
- 水遊びカード、朝の受け入れで子ども体調をしっかりと確認し合うことで、無理なく水遊びに参加し、体調を崩さないようにする。