- ももいくトップ
- 文例集
- 週案
- 5歳児
- 3月
【5歳児】3月の週案の書き方や記入例
子どもの姿
- 戸外活動では公園へ行く前に子ども達が就学する予定の小学校へ散歩に行き就学への期待が持てるようにした。子ども達は保育園より大きい建物を見て楽しみな反面不安そうにする姿も見られた。保育者が期待を持って就学できるように話をすると子ども達は興味を持っていた。
- 月曜日に子どもたちと1週間の予定を立てた。もともと決まっている予定は保育者が伝えたあと子どもたちの意見を聞くと「戸外へ行きたい」、「劇遊びがやりたい」などの意見が出た。限られた時間の中で出来ることを考えていき予定が決まると嬉しそうにしていた。次の日からは予定が書いてあるホワイトボードを自分たちで確認し行動をしたり「楽しみだね」と期待感を膨らませている児もいた。
- 体操教室の発表では年長児として今まで頑張ってきたことを発表し、年下児や他クラスの保育者に見てもらいながら一生懸命取り組むことが出来、子ども達の喜ぶ姿が見られた。また卒園式の練習をする事で子ども達は悲しい気持ちになったり就学への期待を持ったりとそれぞれが様々な気持ちを持って過ごしていた。
- 卒園式練習では歩き方や証書の貰い方を中心に伝え練習を行なった。戸惑うこともあったが保育者の見本や他児の取り組んでいる様子を観察し真似をしていた。他クラスが見ている際は緊張感が増し歩き方や貰い方を忘れてしまう事もあったが他児がそっと教える姿がありみんなで取り組むことが出来た。
- 発表会・卒園式の日程が近づいてくる度に子どもたちは「楽しみだね」と話し合う姿や、逆に別れを惜しむ姿も見られた。
- 劇遊びでは色々な人に見てもらうことで、どんな所が良かったのかや、近い年の人から見てもらえることの喜びを感じながら取り組むことが出来ていた。
ねらい
- 他クラスの劇を見てすごかった所や真似したいなと思った所等を考えて次の劇遊びに役立てていく。
- 戸外へ散歩に出かけ、朝と日中の気温の差を感じながらも身体を動かして運動遊びを楽しむ。
- おかず作りでは今までやってきたことをクラスで協力して取り組み、味噌の変化や味にも楽しみを持って参加する。
- ひらがなや数字、様々なプリントを行ない保育者の話を聞きながら集中してワークに取り組んでいく。
- 卒園式ではどんなことをするのか理解した上で、練習に取り組み、感謝の気持ちや別れてしまう悲しい気持ち、色々な気持ちを持って参加していく。
- ひな祭りとは何なのか、由来等に興味関心を深め保育者の話を真剣に聞き、会に楽しんで参加していく。
- 一人ひとり納得した上で決めた公園へ行き目的の事を達成したり身体を動かす事を楽しむ。
- 室内でボードゲームを行ない、ルールを守りながら遊び、子ども同士の考えや意見を大切にし折り合いをつけて遊ぶ。
- 遊びを決める際に他児の話を聞き入れながら自分の意見を伝え全員が納得した上で遊ぶ。
- 自分の意見ばかりを伝えるのではなく他児の意見にも耳を傾ける。
- 書き順やバランスの良い字を書くことを意識してみる。
- 訓練の必要性や大切さを子どもたちなりに感じ危機感を持って参加する。
- 子ども同士話し合ってどんな遊びをするのか、楽しく遊ぶためにはどうしたらいいのかを考えながら戸外遊びを楽しむ。
- 卒園式の意味を理解し、真剣な気持ちを持ってリハーサルに参加し、綺麗に歩けるよう姿勢を意識したり、返事をしっかりしたりしながら練習していく。
- 緊張感を感じながらも今まで取り組んできた成果を保護者に見てもらうことを喜ぶ。
- 役になりきることや歌、ダンスなど思いきり楽しむ。
- 悲しい気持ちを感じつつ、卒園後に期待を持ち保護者や他児に感謝を伝える。
- 保育園生活が残り僅かということを感じながらどんな活動がしたいのかを子ども同士話し合い決めていく。
- 今まで使ってきた保育園に感謝の気持ちを込めてそうじに参加をしていく。
- 全員でお別れ遠足を楽しみ、動物を見たり触れたりし楽しい思い出を増やしていく。
- 室内では跳び箱や鉄棒色々な運動遊びに挑戦し身体を動かすのを楽しむ。
- クラスで協力して作り上げた劇や合奏を自信を持って親に見せ、楽しんで発表会、卒園式に参加していく。
- 最後にみんなで遊びたい遊びを一緒に遊んだり、別れを惜しんだり感謝の言葉を伝えながら楽しむ。
月間行事
- ひなまつり
- 卒園式
- 誕生会
- 身体測定
- 避難訓練
- お別れ遠足
- 発表会
養護
- 自信を持ち、自己表現や劇遊びができるような雰囲気を作って行く。
- 目標に向けて取り組む気持ちを育んでいき、仲間て達成感や嬉しさを共有していく。
- 玩具の消毒や空気の入れ替えを行い、感染症対策を行う。
- 園生活を振り返り、思い出話をする中で、一人一人の思いに共感し、成長を喜び合ったりお世話になった人への感謝の気持ちをもてるように伝えていく。
- 就学に向けて頑張りたいことやどこの小学校に行くかなどを発表してもらい、進学に期待を持てるようにする。
- 今まで使ったものを綺麗にし次の人へ渡すことができるようにしていく。
教育
- 友達と互いの良さを認め合い、遊びや生活を進める楽しさを味わう。
- 表現活動を見てもらい感動を伝えあい楽しさを味わう
- 劇遊びや合奏など日頃取り組んできた成果を年下児や保育者に見てもらうことを嬉しく感じはりきって取り組む。
- 言われたら嫌な気持ちになることや自分がされて嫌なことを考えながら話し合い、楽しく遊ぶ。
- 保育者の話を聞くことや他児と楽しみなことを伝え合うことで就学に対して期待感を持つ。
- 親しい友達と好きな遊びができるようにしていく。
- 進級式では今まで一緒に過ごした思い出を話しあいながら就学に向けての期待感を高める。
- どこの小学校に行くか、どんなことを頑張りたいか、自分の言葉でまとめて伝えようとする。
- 自分たちで話し合い、相手の気持ちや意見に耳を傾け遊ぶ内容を決める。
環境構成
- 話し合いができるような環境を整えていく。
- 様々なルールのあるボードゲームを用意していく。
- ワークに必要なプリント等を用意していく。
- ひな祭り会に必要な物を用意していく。
- 伸び伸びと身体を動かすことができるよう広いスペースを確保する。
- 子どもたちが卒園式の様子を想像しやすいよう環境を整える。
- 事前に避難靴や防災頭巾の個数を確認しておく。
- 小道具や大道具を用意する。
- 身体をたくさん動かせる公園を選んでいく。
- 本番と同じ環境作りを行なっていく。
- 帰園する際は手洗いとアルコール消毒を促す。
- 小道具や衣装等全部揃っているか事前に確認する。
- 感染症予防としてこまめな換気、消毒を心掛ける。
- 卒園式の環境を整えておく。
- 園外保育に必要な物を準備し、人数確認等こまめに行なっていく。
家庭との連携
- 園内での感染症の状況を知らせ、感染症の早期発見や治療への協力が得られるようにする
- 園での様子や家庭での様子を伝え合い共通理解を持つ。
- 発表会や卒園式の取り組みを伝え、努力している姿を認め、互いに成長を喜び合う。