ももいくナビでは、実際の保育現場で使える月案の記入例を年齢別×月別にご紹介しています。
本記事では、4歳児3月月案の記入例をご紹介します。
子どもの姿
- 年長クラスになる自信や喜びから、年下の子の面倒を積極的にみたりする。
- 製作では、一人ひとりが自分の考えを伝えたり、話し合ったりしながら意欲的に取り組んだ。
- 卒園式で一つ上のお兄さん、お姉さんを見送ったことで、感謝や寂しい気持ちを口にする様子がある。
ねらい
- 1日の流れに見通しを持ち、時間を意識して日常生活に必要な習慣や態度を身につける。
- 保育者が全体に話す際は静かに話を聞く時など、場面に応じて考えて行動する。
月間予定
ひな祭り
卒園式
お別れ遠足
避難訓練
誕生会
身体測定
養護
- 一人ひとりが成長を認められ、進級することへ期待感を持ち、身の回りのことを主体的に行う。
- 散歩や外遊びを通して春の自然に親しみ、季節の変化を感じる。
- 保育者や友だちに自分の気持ちを受け止めてもらう経験を自信につなげ、意欲的に生活する。
教育
- 春の訪れによる自然の変化に気づき、身近な草花、植物に関心をもつ。
- 5歳児クラスに進級することへの期待感を持って過ごしている。
- 子どもたちにイメージを教えてもらいながら一緒に作り上げることを保育者自身が楽しむことで、子どもがイメージを伝えたり、表現したりすることを楽しめるようにする。
環境構成
- 年長児になることの自覚を持てるよう、様々な人や物に関われるよう場所を提供し、1人ひとりが自信を持てるようにする。
- クラス移行になるため、部屋を借りる際他クラスと話し合う。
- 活動前に自分なりの目標を見つけてみるよう促す。
- 相手の気持ちに寄り添いながら関わることを伝えていく。
- 日直や班長の役割について細かく説明をしていく。
家庭との連携
- 家庭でも、物の管理に対しての言葉掛けを行ってもらう。
- これまでの園生活に関わる協力に感謝の気持ちを伝えると共に、子どもの1年間の成長を喜び合う。
- 進級に向けて荷物を一度持ち帰ってもらい、名前が書いているか、サイズが小さくなっていないかなどの確認をお願いする。