ももいくナビでは、実際の保育現場で使える月案の記入例を年齢別×月別にご紹介しています。
本記事では、4歳児2月月案の記入例をご紹介します。
子どもの姿
- できることが増えてきたことに自信をもち、積極的に取り組もうとする姿が見られる。
- 暖かい日は、朝から「外で○○して遊びたい!」という意見が出るなど、外遊びを楽しみにしている。
- 今まで以上に友だちと協力したり、意見を出し合ったりしながら、共通のイメージや目的をもって遊ぶ姿が見られる。
ねらい
- 基本的な生活習慣を身につけ、進級に向けての課題を知り、取り組む。
- イメージしたものを作るために様々な素材を使い、工夫して表現したりする。
月間予定
養護
- 寒さに負けず、元気に過ごしながら、冬の自然に触れ関心を高める。
- 異年齢児との活動を通して、年下の友だちに対し思いやりの心を持って遊ぶ。
- 室温や湿度を快適に保たれた環境で、健康に過ごす。
教育
- 音楽や製作を通して、自由な表現を認められることで自信を持つ。
- 活動の中で一つの目的に向かい、意見を出し合い、協力して作り上げる達成感や充実感を味わう。
- 霜柱・氷・雪などを見つけて、友だち同士で気づきを伝えあう。
環境構成
- 様々な素材を用途に合わせて選ぶことができるよう、必要な素材や場所を用意する。
- 園生活の中で子どもに負担なくできることを任せ、自分で出来ることの範囲を広げていく。
- 話のテンポやリズムを変えたり、言葉以外もうまく使うことで、聞く時は区切りをつけて集中することができるようにする。
- 進級に向けて年長児の生活の流れを取り入れてみたり、排便や歯磨きを一人で行えるよう見守る。
家庭との連携
- 基本的生活習慣や生活リズムが自立していくよう、進級を励みに再度丁寧に見ていく事を共通理解する。
- 肌着などに記名をして頂く。
- 感染症が流行る時期なので、手洗い、うがいの徹底を継続して促していく。
- 手袋などの防寒具にも記名をしてもらう。