ももいくナビでは、実際の保育現場で使える月案の記入例を年齢別×月別にご紹介しています。
本記事では、5歳児12月月案の記入例をご紹介します。
子どもの姿
- 年末年始の休みにどこに出かけるかを、友だちと教え合って、休みを楽しみにする。
- 遊びの中で友だちの思いを知り、相手の思いを受け入れて遊びを発展させていくような姿が増えている。
- 遊んでいる中で自分の思いややりたいことなどを自分なりの言葉で友だちに伝えようとする姿が見られた。
ねらい
- 時間に意識を向けながら活動の準備などをスムーズに行う。
- 危険な事や怪我に繋がる行動を理解し、活動に適切な行動を意識する。
- 発表会に向けての役作りや発声に自信を持って取り組む。
月間予定
養護
- 寒い季節の生活の流れを知って、自分でできることを進んでする。
- 戸外で全身を使って遊び、寒さに負けず健康に過ごす。
- 自分の思いを伝えたり、相手の意見を聞き入れたりしながら思いを伝え合う大切さを知る。
教育
- 戸外で全身を使って遊び、寒さに負けず健康に過ごす。
- 気温や木々などの変化に気づき、冬の訪れを感じる。
- 身体を十分に動かして、元気に戸外で遊ぶ。
- 年末年始の挨拶のしかたを知り言葉にしていく。
環境構成
- 外と保育室の温度差に気をつけながら、換気や暖房をする。
- 子どもが自分で片づけたり身支度をしたりしやすいような場所にコートかけやハンガーを配置する。
- 季節の絵本を用意したり、季節の歌に親しめるようにして、年末年始の行事が楽しみになるような環境をつくる。
家庭との連携
- 季節の変化に適した服を用意してもらう。
- 感染症予防のため、家庭での手洗いうがいを徹底してもらう。
- 胃腸炎やインフルエンザなどの季節性の感染症について、予防法や症状、流行の程度などを保護者に伝え、予防に努めてもらう。
- 風邪も流行するので朝のうがい、手洗いの徹底、家族での早寝早起き等の予防方法を発信していく。