【1歳児】4月の月案の書き方や記入例
子どもの姿
新入園児4名入る。登園時は涙を見せ保護者と離れていたが、3~4日たった頃から少しずつ遊びへと入れるようになる。保育室内の探索活動をしたり、笑顔を見せたり、声をあげて喜んだりするなど楽しさを表現する姿も見られる。在園児の中
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子どもの姿
- 新入園児4名入る。登園時は涙を見せ保護者と離れていたが、3~4日たった頃から少しずつ遊びへと入れるようになる。保育室内の探索活動をしたり、笑顔を見せたり、声をあげて喜んだりするなど楽しさを表現する姿も見られる。
- 在園児の中には早朝の時間帯だけ過ごす時間外の保育室を嫌がったり、新入園児の涙につられて泣いたりする子もいるが、大きく崩れることなく、日中は落ち着いて過ごすことができる。
ねらい
- 少しずつ新しい環境に慣れる。
- 保育者に見守られながら、好きな場所や遊びを見付けて機嫌よく過ごす。
養護
- こぼしながらも手づかみで食べようとする。
- 保護者との信頼関係をつくる。
- 抱っこや添い寝、背中をトントンしてもらいながら安心して寝る。
- 嫌がらずにオムツを替えてもらったり、トイレに興味を持ったりする。
教育
- つたい歩きや一人歩きで動き回り、興味を引くものや玩具を見付けて遊ぶ。
- 保育者と一緒に歌や手遊びを楽しむ。
- 好きな遊びを見付けたり、戸外で体を動かしたりして遊ぶ。
- 散歩に出かけることを喜ぶ。
- 園庭や散歩など戸外で安定して遊ぶ。
環境構成
- 食事の時間は余裕を持って、ゆったりとした雰囲気をつくる。
- 食事をするテーブルの場所を決め、個人マークを付ける。
- 午前寝や早めに昼寝をする子のために、遊ぶ場所とは別に眠れる環境をつくる。
- 子どもが喜ぶ絵のオムツ交換マットを用意する。
- 何でも口に入れるので、玩具は清潔にしておく。
- 聞き慣れた曲や歌のCDなどを用意しておき、いつでも聞けるようにしておく。
食育
- よく食べているときには十分にほめて意欲を育てる。
- おいしく食事ができるように、午前中の活動では体を十分動かして遊ぶようにする。
家庭との連携
- 入園・進級し、新しい環境になったことで不安定な姿を見せることがあるため、園や家庭での様子をこまめに伝え合う。
- 子どもを初めて保育園に預ける保護者の不安な気持ちを受け止め、毎日の関わりの中で信頼関係がつくれるようにする。
- すべての持ち物や着替えには名前をはっきりと書いてもらい、取り出しやすいように整理して入れてもらうようにする。
職員との連携
- リーダー保育者、サブ保育者、フリー保育者の役割をきちんと把握し、子どもが戸惑わないように声をかけ合いながら落ち着いて行動する。
- 一人一人の状態を把握し、対応の仕方を確認する。
- クラスの運営の方法や、個別に必要な配慮について、十分に話し合う時間をつくる。
評価・反省
- 気温の変化が激しかったこともあり、鼻水が出ている子が多かったが、発熱する子は数名で、大きく崩れることはなかった。
- 環境の変化により疲れが見られる頃なので、引き続き体調や情緒の変化を見守り、安定して過ごせるようにしたい。
- 新入園児が落ち着かなかったこともあり、園庭や公園での戸外遊びが十分にできなかった。来月は戸外遊びの機会を多く持ち、探索したり体を動かしたりして遊びたい。
- 在園児は、新入園児が落ち着くとともに疲れからか甘えが強くなったり、自己主張する姿が見られたりするようになってきた。一人一人の気持ちにこたえ、一対一の時間を大切にしたり、興味のある遊びを一緒に楽しんだりしたい。
- フリーで動く保育者が応援で入ってくれることも多いので、生活の流れや保育者間の役割を細かく伝え、連携して保育するようにしたい。
- 生活の流れについて保育者間の役割を細かく伝え合うなど、連携したいと思う。
- 園庭での探索が盛んになってきたので、引き続きけがのないように保育者間で声をかけ合いながら、見守るようにしたい。
- 好きな遊びに気持ちが向いていくように、手が届くところに玩具を置いたり、一緒に遊んだりしながら遊びを広げていくことができてよかった。