ももいくナビでは、実際の保育現場で使える月案の記入例を年齢別×月別にご紹介しています。
本記事では、5歳児11月月案の記入例をご紹介します。
子どもの姿
- 鉄棒や跳び箱など自分の目標に向かって取り組む事ができ、苦手な子どもも自分がどこまでできるのかを理解し挑戦していた。
- 気温が低くなってきている事や、朝や夕方が肌寒くなってきた事など、季節の移り変わりを会話のなかで話す姿があった。どんぐりを探してみたり落ち葉の色が変わってきたことにも気づいていた。
ねらい
- 友達と一緒に体をたくさん動かし、ルールのある遊びを楽しむ。
月間予定
養護
- 秋から冬への季節の変化に留意し、健康で快適に過ごす事ができるようにしていく。
- 活動を通して友達とのつながりが深まる中、安心して自己を発揮する場を設けて自信をつける。
- 遊びの中で友だちとイメージや意見を出し合い、友だちのよさを受け入れ、つながりを深める。
教育
- 歌ったり踊ったりリズムを感じながら音楽に親しみ表現遊びを楽しむ。
- 正しい言葉遣いを知り、話すことの楽しさを知る。
- 友達とイメージや意見を出し合い、友達とのやりとりの楽しさを感じ、つながりを深めながら遊ぶ。
- 様々な素材にふれイメージしたものを作る楽しさを味わい、最後まで作り上げた達成感を感じる。
環境構成
- 朝晩と日中の気温差に気が付き、子ども自身が考えて服装を選べるようにしていく。
- 食べ物とからだの関係を話し合ったり、絵本やシアターで、何でも食べることの大切さを知らせていくと共に、食事中のマナーを子どもたちと再度確認し、楽しく食事ができるように見守っていく。
- 家族や身近で働く人達の仕事の内容や大切さに気付かせたり、感謝の気持ちを言葉や態度で表わせるような機会をもうける。
家庭との連携
- 保育参加を通して、子どもの様子を知ってもらう。
- 生活リズムに変化があるため、その都度伝える。
- 少しずつ子どもから保護者へ簡単な連絡事項を伝えられるようにしていく。
- 運動会が終わってからのこれからの取り組みをクラスだよりで配信する。日々の様子は一日の様子に書き込み、取り組みの詳細や理由も伝えていく。
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本記事では、4歳児11月月案の記入例をご紹介します。
子どもの姿
- 片付けの時間や給食の時間など生活のなかで時間を意識し行動する姿が見られる。
- 寒い日の気温に自ら気づき保育者や友達に共有する姿がある。
- 友だちと一緒に歌ったり、考えを出し合って役割を決めたりすることを楽しんでいる。
ねらい
- 遊びや生活の中で、友達とのかかわりを広げていく。
- 1日の流れに見通しをもち、時間を意識して行動する。
- クラス全体で協力して行う活動を通してクラスのつながりを感じたり、充実感を感じる。
月間予定
養護
- 季節の変化を肌で感じ、気温や気候によって着衣を調整するなど自分自身の体調に意識を向け、健康的な生活を送る。
- 寒いと感じる日も、走ったりして遊ぶうちに暑くなり汗をかく子がいる。
- その日の気温、気候、自分の体調に合わせて衣服の調節を自分から行い快適に過ごせる。
教育
- 友だちと思いを伝えあいながら、一緒に遊びを発展させることを楽しむ。
- 好きな歌を友だちと声を合わせて歌ったり、リズムに合わせて自由に踊ったりする。
- 友達と遊ぶときに、自分の考えている設定やルールを言葉で伝えあい、展開させながら遊びを広げていく。
環境構成
- 一人一人が自分の思いを出して遊べるよう様々な遊具や素材を準備する。
- 表現する楽しさを繰り返し楽しめるよう、必要な場所を用意する。友達と折り合いをつけて話すことができるよう、意見に対する利点などを伝えたりするよう声をかける。また、客観的な意見も伝えて冷静になれるよう仲介する。
家庭との連携
- 保育参加を通して、子どもの様子を知ってもらう。
- インフルエンザ等の感染症予防に備え、送迎時にも手洗い・うがいの徹底をお願いすると共に、感染症の流行などの情報を共有し、家庭での対策についても協力を促していく。
ももいくナビでは、実際の保育現場で使える月案の記入例を年齢別×月別にご紹介しています。
本記事では、3歳児11月月案の記入例をご紹介します。
子どもの姿
- 戸外に出ても、寒さであまり動かず、隅や保育者の側にいたがる姿が見られる。
- 子どもたちの中で盛り上がっている遊びをアレンジして、子ども同士でルールを決めて楽しんでいる。
- 友だちと一緒に行うごっこ遊びで、役になりきって楽しむ。
ねらい
- 秋の自然を思い切り感じ、友達とルールのある遊びを楽しむ。
- 親以外の大人とのふれあいを楽しむ。
月間予定
- 誕生会
- 避難訓練
- 遠足
- 身体測定
- 保育参加
- 体操教室
- 園外保育
養護
- 正しい食器の持ち方を意識して食べこぼしがないよう気をつけながら食事をしてみる。
- 園での生活の中で、手洗いや・準備・片付けなどの身の回りのことを自分から行おうとする。
- 季節の変化を肌で感じ、気温や気候によって着衣を調整するなど自分自身の体調に意識を向け健康的な生活を送る。
教育
- 保育者の話を聞く時の姿勢、座り方を保育者と確認し取り組んでみる。
- 身近な材料で好きなものを作って遊び込む。
- 保育者の見守りの中で、持ち物の整理をしていく。
- 園での活動や遊びに積極的に関わって、自分なりに発展させていく。
環境構成
- 活動内容の理解に差が出ないよう、活動を行う前に、個別で声掛けをしながら様子を見つつ活動を考えていく。
- 発表会に向け劇遊びをする際、身体全体で表現したり声の出し方など、工夫しながら子どもたちが楽しく行なえるようにする。
家庭との連携
- 風邪などが流行しやすいので手洗い、うがいの丁寧なやり方を伝えるなど予防に努める。
- 肌寒くなってきているので衣服の整理等、保護者の方と共有を行う。
- 園でやっている手洗い・うがいの方法を伝え、家庭でもインフルエンザなどの感染症の予防に努めてもらう。
ももいくナビでは、実際の保育現場で使える月案の記入例を年齢別×月別にご紹介しています。
本記事では、2歳児11月月案の記入例をご紹介します。
子どもの姿
- 秋の自然に触れて、落ち葉やドングリを拾ったり、自然物を使って製作を楽しむ。
- 保育士やお友達とごっこ遊びを通して言葉のやりとりを楽しむ。
- 身の回りのことを自分でしようとする子どもや、保育者に甘えてしない子どももいる。
- 友だちと仲良く遊べることもあるが、時には思いの違いから、トラブルに発展しそうな姿もある。
ねらい
- 秋の自然に触れながら散歩を楽しむ。
- 保育者やお友達と言葉のやりとりや表現することを楽しむ。
- 気温の変化に留意し、健康に過ごせるようにする。
月間予定
養護
- ピッチャーで自分の飲むことができる分の量だけのお茶をつぐことができる。
- 気温や室温に合わせて、衣服の調節を行っていく。
- 外から室内に入る時はうがいや手洗いをし、風邪や感染症の予防をする。
教育
- 劇遊びを通して、お友達との言葉のやりとりを楽しむ。
- はさみやのりを使っての製作を楽しむ。
- 自分で出来る身の回りのことは自分で行い、出来た達成感を感じる。
- 寒さに負けず、戸外で沢山体を動かして遊ぶ。
- 自分からトイレに行き、排泄してみようとする。
環境構成
- 子ども達が集中できるような環境を整える。
- 道具や素材を準備して、子ども同士のやりとりをきっかけにしたつもり遊びや、再現遊びが出来るようにする。
- トイレに行く声掛けをし、安心して排泄できるように必要に応じて傍らにいて見守る。
家庭との連携
- 気温に応じて調節しやすい衣服の準備をしてもらう。
- 季節の変化にともない、気温に応じて調節しやすい衣服の準備をしてもらう。
ももいくナビでは、実際の保育現場で使える月案の記入例を年齢別×月別にご紹介しています。
本記事では、1歳児11月月案の記入例をご紹介します。
子どもの姿
- 大人や他児と会話を楽しむ。楽しんでいる
- 友だちや保育者の言葉を真似て単語を覚えていく。
- 身の回りのことを自分でやってみて、できない所は保育士にやってと訴えてくるようになった。
- 苦手な食材を自分で食べすすめていく。
ねらい
- 歌や楽器の表現あそびを楽しむ。
- 保育者や友だちとの言葉のやり取りを楽しんで遊ぶ。
- 身の回りのことを保育者に手伝われながらできないこともやってみる。
- 意欲的に身の回りのこと自分で行なおうとする。
月間予定
養護
- 思いを受け止めながらも励まし、誉めていくことで自分でやってみようという思いが芽生えるようにする。
- トイレに行き便座に座ったりし、オムツからパンツに替えていけるようにしていく。
- 手洗い時、袖が濡れないように捲ることを伝えていく。
教育
- 子ども同士の関わりの中で、言葉にできない思いを保育者が代弁することで、伝えようとする。
- 自分で出来る所はやろうとする。また、難しい場所は「手伝って」と言葉で保育者に伝えようとする。
- 友だちと手を繋いで戸外を散歩していく。
環境構成
- 子どもの発達や興味に合わせた玩具を提供し、遊び方を伝えていきながら集中して取り組める環境にする。
- 子ども達が片付けしやすいように、食後のケース入れなど届きやすい場所に置いていく。
- 細かい動きが出るように、指先を使った玩具を用意していく。
家庭との連携
- 寒くなってきたので、長袖の洋服の用意をお願いする。
- インフルエンザが流行してくるので、こまめに体調を伝えあっていく。
ももいくナビでは、実際の保育現場で使える月案の記入例を年齢別×月別にご紹介しています。
本記事では、0歳児11月月案の記入例をご紹介します。
子どもの姿
- 生活や遊びの中で、簡単な言葉のやりとりを楽しみ、発語や真似っこ遊びを楽しめるようになった。
- 単語や指さしなどで、自分の思いを表現し、気持ちを伝えようとする。
- 戸外に出て、草花に触れたり、靴を履いてたくさん歩き散歩へ行くことを楽しんでいる。
ねらい
- 保育者と他児と一緒に遊ぶ楽しさを知る。
- 見守られている安心感の中で、好きな遊びを十分に楽しみ、活発に探索活動を楽しむ。
- 朝夕、気温も下がるので、衣服の調節をし、一人ひとりの体調の変化に気をつけながら、快適に過ごせるようにする。
- 公園で秋の自然にたくさん触れる。
月間予定
養護
- 言葉やしぐさから要求を受け止め、安心して自分を出せるようにする。
- ひとりひとりの健康状態に気を付けながら、衣服の調節など、快適に過ごせるようにする。
- 散歩など戸外から帰ってきたら、手洗いやオムツ替えをし、気持ち良さを感じられるようにしていく。
教育
- 絵本や保育者の語り掛けを通して、喃語を膨らませながら言葉の理解や発語への意欲を育てる。
- 自分でやってみようとする気持ちを受け止め、待ち、個々に出来るようになったことを沢山褒め、やる気を引き出していく。
- 言葉や身振り手振りでの要求を受け止めてもらい、戸外遊びを楽しむ。
- 手遊びや歌に合わせて体を動かす。
環境構成
- 他児との関わりが楽しくなるよう遊びを提供し、仲立ちしながら、やりとりを楽しめるようにする。
- 秋の自然に興味を持てるように言葉や見せたりして伝えていく。
- 手遊びや子供向けの音楽を流し、自然と音楽に触れる環境を作る。
- 気温や湿度に注意し、子どもの体調に合わせて、こまめに衣服の調節をする。
- 保育室内を安全に動きまわれるよう、環境を整える。
家庭との連携
- 規則正し生活を送って、感染予防に努めてもらう。
- 風邪をひきやすい季節なので、体調の変化や様子を伝え合う。