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保育士の人は様々なスキルが求められています。これが無いと保育士としての業務に支障が出てしまう可能性がありますので注意しましょう。
実際に保育園でスキルを学ぶのも良いですが、事前に身につけておく方が役立ちます。専門学校での勉強、あるいは独学での勉強を無駄にしないためにも、どんなスキルが必要か知っておいてください。
保育士はピアノやオルガンを弾く機会が非常に多くなります。子どもにピアノを聞かせたり、一緒に歌ったりもするでしょう。音楽のリズムに合わせて体を揺らす表現力も必要です。
そのため、ねこふんじゃったなどの定番曲を始め、簡単な童謡や楽しい曲を弾けるようにしておきましょう。
楽譜を見ないで弾けるのが理想的です。演奏中は子どもに目を向けて行う方が良いからです。
音楽のスキルはぜひ身に付けるようにしてください。
保育士は季節の行事やイベントなど、壁に飾り付けをする機会が多くあります。
色の組み合わせやどのような飾りを作るかが重要になってきます。時には折り紙などで動物の形を作ったり、絵を描いたりすることもあるでしょう。
ベテラン保育士の人にアドバイスを受けたり、保育雑誌の付録を活用したりして、図工のスキルを磨きましょう。
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保育士は子どもの世話をするイメージが強いですが、それ以外の時間には事務作業もあります。
最低限のPCスキルが必要になりますし、ワードやエクセルを使えるスキルも身に付けておくと役立ちます。業務効率の改善も期待できます。
新人の内は別ですが、後々は後輩を持つようになると、新人保育士の特徴を見て的確にアドバイスしたり、うまく長所を生かしたりするマネジメントスキルも必要になります。
いつまでも新人気分では居られないので、仕事経験値はしっかりと積み重ねて行きましょう。
保育園に来る子どもは、初めて親から長時間離れて過ごすことによる不安やストレスを多かれ少なかれ抱えています。
そのため、子どもの様子を日々よく観察し、何を求めているのか敏感に感じ取るため、子どもと適切なコミュニケーションをとる能力が保育士にはとても大切です。日頃の良好なコミュニケーションを通じて、子どもから保育士に対する信頼感にも繋がっていきます。
子どもだけではなく、子どもの保護者とコミュニケーションをとり、信頼関係を築いていくことも大切です。
子どもを預けるにあたって保護者が不安に感じる点をくみ取る力、共感する力、安心感をもってもらうための対話力など、多くの場面でコミュニケーションが必要とされます。
▼保護者対応の注意点は下記記事を参照
保育士の保護者対応マニュアル!よくあるトラブル事例と対応の注意点
同じ保育園で働く他の保育士と適切にコミュニケーションをとり、相互に協力しあえる関係性構築をすることも非常に大切です。同僚・先輩・後輩様々な立場の人が働いていることを理解し、相手の立場に立ったコミュニケーションを心がけましょう。
保育士として円滑に仕事をするためにも、自分自身が長期間気持ちよく働いていくためにも、保育士同士でうまく関係を築くためにも、ぜひ他の保育士との良好なコミュニケーションを意識してみてください。
▼保育士同士の人間関係改善のコツは下記記事を参照
保育士の人間関係を円滑にするコツとは?すぐ実践できる3つの方法
保育士に求められるスキルとして、本記事では表現力スキル、ビジネススキル、コミュニケーションスキルをご紹介しました。もちろんこれ以外にも必要なスキルはありますが、「保育士として何のスキルをつけたらいいか分からない…」とお悩みの方はぜひ今日から意識してみてはいかがでしょうか。
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