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保育士にとって欠かせないアイテムであるエプロン。高い頻度で身に着けるものなので、目的に合ったものを慎重に選びたいものです。
本記事では、保育士がエプロンを選ぶ際におさえておきたい5つのポイントを、保育士にエプロンが必要な理由とともにご紹介します。
保育士がエプロンを付ける主な理由として、下記があげられます。
保育士はどうしても日々子どもと接するなかで衣服が汚れやすい環境で働いています。エプロンを着用することで、汚れを気にせずに仕事に集中できるようになります。
保育園では、子どもの吐しゃ物や排泄物がエプロンに付いてしまうなどは日常茶飯事です。そういった時にすばやく着替え清潔な保育環境を維持するためにもエプロンを着用する事が便利です。感染症の予防にも効果的です。
親しみやすいデザインのエプロンを付けることで、子どもたちが先生だということを認識しやすくなります。キャラクターなど可愛らしいプリントなどのエプロンを付けることで、子どもたちの安心感にも繋がります。
保育士にとって欠かせないエプロンですが、どのような基準で選べば良いのでしょうか?
機能面はもちろんですが、それ以外にも、子どもとのコミュニケーションを意識してエプロン選びをしてあげることがおすすめです。
少しでも安心して楽しく過ごせるように明るい色のエプロンを選びましょう。暗い色だと汚れが目立ちにくいデメリットもあります。子どもと接するのですから、汚れがすぐに発見できないような状態は避けなければなりません。
エプロンがファスナー止めのものや飾りボタンが付いているものは危険です。ファスナーは子どもが触れた時に怪我をする可能性がありますし、飾りボタンはほつれて落ちたボタンを誤飲するかもしれません。
また、脱ぎやすいエプロンと言うのも大切です。子どもが汚れた手で触ることもあるでしょう。エプロンが汚れたらすぐに新しい物へ着替えられるようにしておくのが良いです。
そのため、着るのに時間が掛かるエプロンは避けましょう。
動物のイラストやディズニーのキャラクターが付いたエプロンは、子どもに親しみやすさを与えます。ただし、保育園によってはキャラクターものが禁止されている場合もあるので事前に確認しておきましょう。
ティッシュやハンドタオル、ばんそうこうなどを入れるために大きいポケットが付いているエプロンが良いでしょう。2つぐらい付いている方が役立ちます。
エプロンの丈は膝上ぐらいがベストです。それ以上長いと、しゃがんだ時に子どもが踏んでしまう可能性があります。子どもが踏んでいるのに気づかず立ち上がってしまうと、転倒することがあるので注意が必要です。地面に触れる面積が増えると、汚れやすくもなるので丈は長すぎないようにしましょう。
エプロンは機能面でもスキンシップとしても重要なので、しっかりと選びましょう。