保育者の仕事を支援するポータルサイト
保育における、年齢・発達に沿った製作活動のご紹介をします。
今回ご紹介するのは、はじめてのはさみの使い方についてです。
おおよそ2歳児より、取り組める内容です。
環境構成や学びや効果などをお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね!
▼これまで紹介した製作アイデアはこちら!
・はさみ
(手の大きさに合った握りやすいもの)
・ハガキくらいの厚さのある紙
(1回切り落としは、縦1cmくらい慣れたら縦を3cmくらいにして刃を数回動かして切る)
・切ったものを受けるトレー
(あると良いものです。効果については、次の「場面」の項目を参照してください)
椅子にしっかり座れる、つまめる、握る力がある、使い方によっては危ない事も伝え理解が出来る、といった事が必要です。
幅は1cmから1.5cm、紙の厚さはハガキくらいの厚さがあった方が切りやすいです。
トレーを置く事により切ったものが手元に集まり、切ったことが実感でき集中出来ます。
2回切りが出来る幅の物を用意したり、簡単な線が切れたりするような教材を用意すると良いです。
『雪の山を作ろう』『七夕の星作り』など保育の状況によってテーマを設定したり、「雪が降っているみたいだね」「ご馳走が沢山出来たね」など作ったもので見立てて遊べるような言葉かけがあると意欲的に参加が出来ます。
はさみが使えることで、表現も豊かになります。写真は、鬼のお面の製作です。
はさみが自由に使える事で遊びに使う道具を作ったり、イメージを自由に表現したりする事が、さらに豊かに出来るようになります。