【1歳児】10月の月案の書き方や記入例
子どもの姿
目の病気にかかった子が1名いたが、他児は感染していない。9月中旬から気温が下がり、鼻水が出る子が増える。園庭遊びでは三輪車やスクーター、滑り台にチャレンジする子が増える。滑り台では以前に比べ動きが安定し、スムーズに上り下
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子どもの姿
- 目の病気にかかった子が1名いたが、他児は感染していない。9月中旬から気温が下がり、鼻水が出る子が増える。
- 園庭遊びでは三輪車やスクーター、滑り台にチャレンジする子が増える。滑り台では以前に比べ動きが安定し、スムーズに上り下りができるようになる。
- 友達と一緒を好み、同じ動きや遊びを楽しみながら自然と触れ合う姿が見られる。その半面、思いが通らずぶつかり合う姿が増えてきたが、泣くだけでなく話せる言葉で気持ちを伝えることも、少しずつできるようになる。
ねらい
- 保健的で安全な環境の中で、快適に生活する。
- 戸外遊びや散歩を通して、保育者や友達と一緒に全身を動かすことを楽しむ。
養護
- 朝夕と日中の気温差や体調に配慮されながら、快適に過ごす。
- 食後に口や手をおしぼりで拭いて、きれいにする気持ちよさを感じる。
- 排泄後に言葉やしぐさで知らせたり、トイレで排泄しようとしたりする。
- 衣服の着脱を自分でしようとする。
教育
- 保育者や友達と手をつないで散歩をしたり、固定遊具や三輪車などで体を動かしたりして遊ぶ。
- 保育者と一緒に身近な秋を楽しむ。
- 保育者と一緒に、簡単なつもり遊びを楽しむ。
環境構成
- 自分で拭けるように、おしぼりはすぐ手の届くところに用意しておく。
- 毎日掃除をしてトイレを清潔にし、足元にマットを敷く。
- 小規模な固定遊具がある公園や、順番に交代しながら歩ける距離の公園を選ぶ。
- 固定遊具や三輪車を点検したり、公園内に危険な物がないか確認したりする。
食育
- 保育者も一緒に食事を楽しみながら、楽しい雰囲気づくりをする。
- 正しい姿勢を知らせ、上手に食べたら十分にほめる。
家庭との連携
- 運動会について、詳しい内容をお便りなどで知らせ、協力してもらう。
- 掲示板やお便りなどを通して感染症についての情報を知らせて、体調の変化には十分に気を付け、こまめに連絡を取り合う。
- 季節の変わり目で気温の変化が大きいため、調節しやすい衣服を用意してもらう。
職員との連携
- 3歳以上児と一緒に手をつないで歩いて散歩に行けるように、3歳以上児の担任と連携して、交流を楽しむ。
- 子ども同士のトラブルが増えてくるので必ずそばで見守り、声をかけ合いながら、けがのないようにする。
- 運動会当日の役割分担をしっかり行い、子どもや保護者がスムーズに動けるようにする。
評価・反省
- 下痢・嘔吐や発熱で休む子は数名いたが、大きく体調を崩すことなく過ごしている。季節の変わり目で鼻水が出ている子が増えているので、朝夕と日中の気温差や一人一人の体調に合わせて、衣服調整や室温調節に気を付けたい。
- 散歩をする際に、保育者2人に対して子ども数名ずつが手をつないで歩く機会を設けた。回数を重ねるごとに手をつないで歩くことに少しずつ慣れたが、まだ慣れない子も多い。室内や園庭でも友達や保育者と手をつないで遊ぶ機会を多く設けたり、歩くペースが同じくらいの子同士が手をつないで歩けたりするように配慮したい。
- 夏の疲れからか、体調を崩し高熱を出す子が見られた。季節の変わり目なので今後も体調の変化には十分に気を付けて対応したい。
- 衣服の着脱を自分でやろうという気持ちを大切にしながら、少人数ずつで丁寧に行ったので、月齢の低い子もズボンや靴を自分ではこうとするようになってよかった。意欲を認め、できたときには自信につながるような言葉かけを今後もしていきたい。
- 午睡の後のオムツ交換の際にトイレに誘うようにした。嫌がる子は数名いるが、ほぼ全員が便器に座れるようになった。また、タイミングが合えば排尿している。オムツが濡れているときには「おしっこ出たね」「出たら教えてね」などとそのつど声をかけることで、排尿したことを知らせてくれる子が増えてきた。引き続き子どもたち一人一人に合わせて、無理強いすることなく進めていきたい。