【4歳児】10月の月案の書き方や記入例
子どもの姿
運動会に向けてリレーや玉入れ、ダンスなどを楽しんでいる。リレーではどうしたら速く走れるか、順番はどうするかなどを話し合う。保育者に、自分のしていることを見てもらいたがる。過ごしやすい気候になり、散歩に行くことを楽しむ。ね
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子どもの姿
- 運動会に向けてリレーや玉入れ、ダンスなどを楽しんでいる。リレーではどうしたら速く走れるか、順番はどうするかなどを話し合う。
- 保育者に、自分のしていることを見てもらいたがる。
- 過ごしやすい気候になり、散歩に行くことを楽しむ。
ねらい
- 友達と戸外で十分に体を動かしたり、秋の自然に触れたりして遊ぶことを楽しむ。
- 自分の物を大切にし、始末や片付けをしようとする。
- 運動会に期待をもち、自分なりの目標に向かって大なわとびや遊戯をする。
- 秋の自然に触れ、体を動かして遊ぶ。
- ルールのある遊びを楽しむ。
養護
- 気温や活動に合わせて、衣服の調節をする。
- 手洗い、うがいを丁寧に行う。
- 水分補給を十分に行い、健康に過ごす。
- 排便後の始末を、保育者と一緒に行う。
教育
- 共用の物を大切にしようとし、使った物は片付ける。
- 秋の自然物に触れて遊ぶことを楽しむ。
- 運動会への取り組みで、協力したり、互いの姿を認めたり励ましたり、友達との関わりを深める。
- 自分の気持ちを伝え、友達の気持ちにも気付く。
- 話を聞くときの姿勢を身に付ける。
- 絵本や紙芝居、素話に興味をもって聞く。
- 様々な歌や簡単な楽器遊びを楽しむ(カスタネット、タンバリン、鈴など)。
環境構成
- 暑さや肌寒さに対応できる衣服があるかを確認する。
- 運動中はいつでも水分補給できるようにし、休息もしっかり取る。
- 運動遊びを楽しめるような言葉をかけ、運動がしたくなるような環境を設定する。
- 運動遊びをした後は、ゆったり休む時間や室内遊びで過ごす時間を設ける。
- イモ掘り遠足へ向けて、サツマイモについて調べられるように図鑑を用意し、どんなふうに掘るのか話し合う時間をとる。
- 「やきいもグーチーパー」「バスごっこ」などの歌で遊べるように、曲を用意する。
食育
- 食事はできるだけ残さず、きれいに食べることを心がけ、食べ終わったら食器をワゴンに戻す。
- 食べ物には、体を大きくしたり元気にしたりするためのいろいろな栄養が、たくさん含まれていることを知る。
- 子どもが食器の片付けをしやすい動線を確保する。
- 栄養の絵本やシアターを用意する。
- 食べ終わった食器をワゴンに戻したり、お茶のコップを軽くゆすいだりする。
- 栄養について興味をもち、色の濃い野菜を見て「これ、栄養ある?」と言って食べる。
- 食器に食べ物を残さないよう、スプーンを使ってきれいに食べきってから食器を戻すように促す。
家庭との連携
- 保護者競技の参加や観覧時のお願い事項を知らせる。
- 暑さ、寒さに応じて衣服の調節ができるように、予備の衣服を用意しておいてもらう。
- イモ掘り遠足に必要な長靴やイモを入れるビニール袋について知らせ、事前に持ってきてもらう。乗り物酔いの心配がある場合は申し出てもらう。
職員との連携
- 運動会で各自の目標を職員間で把握し、援助方法を共有する。
- 運動会後も他のクラスとの関わりを継続できるように、職員間で連絡を取り合う。
- 遠足の予定、目的地までの道のり、各保育者の役割を確認する。
- 運動会当日は保護者だけでなく、地域や小学校の方も迎えるので、どこで観覧してもらうか、安全面や警備面の話し合いをする。
評価・反省
- 砂場回りの落ち葉や、キンモクセイを使ってトッピング遊びをするなど、秋の自然に触れて遊べた。
- 片付けは、子どもたちと一緒に確認した。片付けてはいるが、かなり時間がかかるので声をかけている。
- 広い場所で話を聞くことは、難しいので、大事な話は保育室でして、集中できる環境をつくってから話し始めるようにした。
- 運動会は、4月から子どもが興味をもった活動から準備を始めた。大なわとびは10回とべるように目標を立てて楽しくできた。遊戯は子どもが好きそうな物を取り入れ、曲は何曲か聞いてから一緒に決めた。保育者がすべてを提案するのではなく、子どもと一緒に振り付けを考えたことで無理なくできた。
- 1日一つはしっかり取り組もうという目標を立てたが、練習が続くとトラブルが増えたため、自由に遊ぶ時間もしっかり確保した。運動会を通して、クラスの仲が深まったと思う。