【4歳児】6月の月案の書き方や記入例
子どもの姿
時には友達とぶつかるが、友達と楽しく遊ぶ。新入園の友達と積極的に関わり、声をかけ合いながら一緒に当番活動などをする。夏のような気温の日があり、体を動かすと汗をかく。自ら水分補給をし、汗をふく。園庭で砂遊びやごっこ遊び、鉄
続きを見る
子どもの姿
- 時には友達とぶつかるが、友達と楽しく遊ぶ。
- 新入園の友達と積極的に関わり、声をかけ合いながら一緒に当番活動などをする。
- 夏のような気温の日があり、体を動かすと汗をかく。自ら水分補給をし、汗をふく。
- 園庭で砂遊びやごっこ遊び、鉄棒などに夢中になる。
ねらい
- 生活や遊びにはルールがあることを知り、守ろうとする。
- 保育者や友達と、様々な運動遊びを楽しむ。
- 異年齢児の活動に積極的に参加しようとする。
- プール遊びの約束や準備の仕方を知る。
- 栽培物の収穫を喜び味わいながら、楽しんで世話や観察をする。
養護
- 手洗い、うがいの必要性を理解して行う。
- プールやシャワーの支度の方法を知り、自分で丁寧に行う。
- 排便の始末を、保育者と一緒に行う。
教育
- 苗の生長を喜び、世話や収穫を楽しむ。
- 梅雨の時期の自然に興味をもつ(雨、雲、アジサイなど)。
- 異年齢児と関わって、遊んだり活動したりする。
- 保育者や友達と、簡単なルールのある遊びを楽しむ。
- プール遊びや水遊びを楽しむ。
- 自分の気持ちや要求を、言葉で伝えようとする。
- 季節に合った歌を、楽しんで歌う。
環境構成
- 安心して静かに午睡できる環境をつくり、気温や蒸し暑さの程度によっては扇風機も使用する。
- 休息を取りながら遊べるように、水分補給のスペースを用意する。
- コップやタオルなどは、衛生的に管理する。
- 子どものイメージが実現するように、製作物のための素材を豊富にそろえておく。
- いま楽しんでいる遊びが翌日もできるように、取り出しやすい収納や、そのまま置ける場所を確保するなどして環境を工夫する。
- 雨を楽しむことができるように、雨水をためるバケツや容器を準備する。
- 外遊びが終わったら足を洗えるよう、たらいを用意する。
食育
- 食事に関する様々なマナーを知り、マナーを意識して食べようとする。
- 箸を使って食べてみる。
- 食事のマナーについての絵本を読んだり、ポスターをはったりする。
- 子どもの手の大きさに合った箸を用意する。
- 初めて知る食事のマナーに興味をもつ。
- 食器に手を添えることや好ましい声の大きさなど、見せたり声をかけたりしながら伝える。
- 箸の扱いには十分に注意し、振り回したり、友達に向けたりしてはいけないことを知らせる。
家庭との連携
- 友達との関わりについてクラス便りで伝えたり、送迎時に具体的に伝えたりしながら、園での子どもの様子に安心感をもってもらえるようにする。
- プール遊びが始まるので、健康チェック表の記入をお願いする。また、ふだんと変わった様子があれば必ず口頭で伝えてもらう。
- 歯科検診の結果を伝え、虫歯がある場合は治療を促し、歯の健康について親子で考えるきっかけとする。また、歯磨きの仕方についても知らせる。
職員との連携
- 子ども同士の関わりを、担任間で情報交換しながら、把握しておく。
- プールやシャワーの支度が、日々同じ動線で行えるように確認する。
評価・反省
- 子どもの様子に合わせ、待ったり促したりをくり返し、少しずつ信頼関係を築いている。引き続きじっくりと関わりたい。子ども同士のトラブルは、そのつど丁寧に対応している。
- 保育者同士が同じ思いをもって保育できるように、短い時間でも、日々気付いたところを話している。
- 十字架鬼や氷鬼を自分たちでやろうとし、遊びが続くようになった。保育者が途中で抜けても続くことが増えた。
- 生活面では、朝の支度や、遊んだ後の片付けなど、ルールが少しずつ分かってきた。しかし、守るところまではいかない。守ろうという気持ちが生まれて他児には注意するが、自分はできないことが多い。
- かけっこと大なわとびを、たくさん取り入れた。興味のなかった子も、友達がとぶ姿を見て、とんでいる。1回とべると意欲的になり、並んで再びとんでいる。
- 手洗いはよく行うが、泡が楽しくてポンプを押しすぎることがあるので、物の大切さに気付けるような、言葉をかけていきたい。